わかりきってることを生徒に教えるときどうやって教えようかすごく悩む。
偏差値の高い子に下線部が3行も4行もある難しい英文を教えるときは大人は知的好奇心が満たされて実際悩むというよりか楽しい。
生徒のことを考えると1番大事なところは簡単かつ分かりきったことをしっかり丁寧に教えることなのだが、講師も講師側でこんなもの1人でやりなさいって誘惑にかられる。その反意語はあなたは講師失格ですね、となるわけで。
生徒も基礎が大事なのか、応用が大事なのかわからなくなってしまう。
大事なのは基礎を正しく丁寧に教えることだというのは当たり前のことなのに、この時期には常識がお互いに見えなくなるわけで。
さて、この通り、例えば英語ですが、重要なのは基礎であって、発展ではないと考えています。
この時期、勉強時間を確保し、しっかり勉強しているにもかかわらず、偏差値が伸びず、焦りが募ってあれやこれやと手広く学習を始めてしまう生徒も出てきます。
ぜひ上述している通り、基礎を大事にして下さい。この時期の勉強は復習の量を3倍にして下さい。必ず偏差値は上がります。結局応用は瑣末なものなんです。
基礎をおろそかにしてこれだけやれば簡単に点が上がる、もう基礎はいらない、応用だ!とやりたいことに流されないで下さい。甘くて美味しいケーキの代償は大きいです。